【ASAHI EITOホールディングス株式会社のお知らせ】「ホールディングス事業開発グループ」創設に関するお知らせ
当社は、2024年8月27日発表の「新たなASAHI EITOグループへの転換」にて開示した通り、現在、以下の3項目を重点施策として経営改革を進めております。
(1)祖業であるアサヒ衛陶株式会社の黒字化
(2)グループとしてのアジア展開
(3)新しい挑戦への取り組み
上記(1)について、「ホールディングス事業開発グループ」の創設と案件受注に関してお知らせさせて頂きます。
1.目的と現状について
2024年8月23日付「第三者割当による新株式及び第10回新株予約権の発行並びに引受契約締結 及び主要株主の異動に関するお知らせ」にてお知らせいたしました通り、当社の祖業である衛生陶器・洗面機器事業は、純損失が2022年11月期△193,209千円、2023年11月期△234,867千円と大変厳しい状況にあります。当社は、祖業における黒字化を喫緊の課題として認識しております。
上記の認識の元、従来通りの考え方を元にした改革では、売上が右肩下がりとなっている祖業の黒字化が困難である事を前提とし、新たにホールディングス傘下として加わった、山本窯業化工株式会社(以下、山本窯業)、フラグシップス株式会社(以下、フラグシップス)との協力体制の元、従来とは異なった販路や、取り扱い商材を増加させ共に営業展開を進めて参りました。その効果が実際の受注として実現化してきた事を契機とし、グループ内に「ホールディングス事業開発グループ」を正式に発足させ、新たな営業展開を進めていく事を決定しましたので、お知らせ致します。
(1)「ホールディングス事業開発グループ」創設の目的
衛生陶器・洗面機器事業の販売が右肩下がりである現状を踏まえ、グループ会社である山本窯業、フラグシップスの協力の元、「リノベーション・リフォーム事業」に進出します。体制としては、建築士・施工管理技士2名を含む7名を常駐のメンバーとし、まず、首都圏・近畿圏・中部圏・九州北部において営業展開を行って参ります。
(2)販売商品について
これまでは、顧客への提案として衛生陶器・洗面器の販売のみに頼っていた営業手法を、上記に加えピッコラユニットバス・外壁塗装剤・太陽光発電・蓄電池等を「リノベーション・リフォーム事業」としてセットで販売する事により、顧客に価格メリットや工事日程の短縮等を訴求する事が可能になりました。また、外壁工事等においてはフラグシップスの協力体制の元、ドローンによる外観の可視化が他業者との差別化に繋がっております。
(3)将来の展望
当社ホールディングスの傘下には、不動産取得・売買を取り扱う株式会社アサヒニノス(以下、アサヒニノス)がございます。将来的には、アサヒニノスで直接不動産を仕入れ、リフォームを行って売却を行う買取再販不動産事業への進出も視野に入れております。
2.今後の見通し
当件が2024年11月期に与える業績面での影響は軽微です。今後、業績予想の修正など公表すべき事項が生じた際は、速やかにお知らせします。
(注)ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
内容が若干変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。