【ASAHI EITOホールディングス株式会社のお知らせ】CÔNG TY TNHH AMY MAYAとの覚書締結ならびに、ベトナム事業推進プロジェクト「Challenge Vietnam」決議に関するお知らせ
ASAHI EITOホールディングス株式会社では、2011年に当社連結子会社であるVINA ASAHI Co.,LTDの創立以来、ベトナム市場の開拓を目標とし事業を継続して参りましたが、この度ベトナムにおける総代理店であるCÔNG TY TNHH AMY MAYA(以下、「AMY MAYA社」といいます。)との間で「Challenge Vietnam」に関する覚書を締結し、同日、取締役会において「Challenge Vietnam」を決議致しました。これにより当社のベトナム事業を飛躍的に推進させるべく、経営資源をベトナム事業へと集中させて参りますので、お知らせいたします。
【背景】
ベトナムのマクロ環境を鑑みますと、人口約9,946万人、GDP約4,138億米ドル、直近の経済成長率8.02%と、アジアにおける有力な経済成長国として注目されております。特に若い世代における富裕層は急速な増加傾向にあり、先端テクノロジー製品が好まれる市場へと変貌を遂げてきております。また、コロナ禍を契機として一時的にストップしていた不動産開発やインフラ開発が再び着手されており、一段の経済成長が期待されるフェイズへと突入してきております。当社がターゲットとする衛生陶器及びバスルーム付属品市場は2018年に4億4340万ドルから2025年には6億8250万ドルに達すると想定され、年率6.4%で成長する成長市場と見なされております。
当社では、このマクロ環境をベトナム事業加速化の本格契機と捉え、既に総代理店契約を締結しているAMY MAYA社との協力のもと、2030年までにベトナム市場規模の10%をシェアとすべく、「Challenge Vietnam」を2023年6月28日付けの臨時取締役会にて決議しました。
【AMY MAYA社について】
AMY MAYA社とは2022年以来、総代理店として良好な関係を継続して参りましたが、ベトナム経済の変化を好機と捉えたオーナーのHai氏は2022年の総代理店契約以降、2億円の私財を既に投入しベトナムにおける事業基盤の構築を進めております。
同氏のベトナムにおける戦略は
① まずショールームをベトナム各地に創設し、知名度の向上とブランディング化を行う
② 地域の有力企業、富裕層の開拓と公的施設への導入を狙う
③ 同氏の人的ネットワークをもとに、大型不動産開発プロジェクトに参画し大型受注を狙う
以上となります。
Hai氏はベトナムにおいて、既にショールームの構築を進めており、今後もアニバーサリーショールームの開設も予定しております。当社がHai氏と進めてきたプロジェクトが今まさに成果をあげるタイミングにきており、今回一段の関係強化を目的とした覚書を締結する運びとなりました。
【プロジェクト Challenge Vietnamについて】
当社がベトナム事業への注力を行っていく背景には、2011年以来の継続した基本戦略が存在します。成長著しいアジア各国は、当然日本のみならず欧米のメーカーにとっても魅力的な市場であり、競争が存在します。そこで当社が変わらずとっている戦略とは「ベトナム一国主義」です。競合他社がアジアへの進出を基本的な戦略と考え、ベトナムをその中の一つと捉えている事に対して、当社はベトナム市場のみの開拓に力を注ぎ、人脈を築き上げ、ブランディングを構築して参りました。コロナ禍を経て、このベトナムにかける当社の思いがベトナム市場において浸透してきた事を実感しております。
ベトナム経済全体が、コロナ禍を脱して経済成長へと向かうタイミングである事、政治的な不正問題の解決に目途が立ち様々な大型プロジェクトが動き出す今こそ、ベトナム事業の収益化と飛躍的な拡大に舵をきるべきと判断し、この度プロジェクトChallenge Vietnamを採択いたしました。
【今後の進捗について】
総代理店であるAMY MAYA社から最新の状況が日々アップデートされている状況であり、上記に記載した基本戦略に沿ったそれぞれの動きに進捗があり次第、随時お知らせを行っていく予定でございます。
また、Hai氏による当社との事業にかける思い、現在のベトナム経済の状況については、近日中に動画にて改めてご紹介をさせていただく予定でございます。
■問い合わせ先
ASAHI EITOホールディングス
広報担当 小林
法務IR担当 町田
電話番号:06-7777-2067
(注)ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
内容が若干変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。